板橋区の耳鼻科は大竹耳鼻咽喉科

大竹耳鼻咽喉科

〒174-0052
東京都板橋区蓮沼町20-11

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よくある質問
Q

急性中耳炎について

A

★急性中耳炎
好発年齢 6カ月~就学時位までが多い
症状:耳の痛み、耳に手をやる、気にする、機嫌が悪い、みみだれ、発熱
治療:抗生剤、消炎剤の内服、時に鼓膜を切開して排膿する
注意:風邪が原因のことが多いので、風邪をひかない様にしましょう。(手洗い、うがい、睡眠不足に注意しましょう)
鼻の菌が耳に行かないよう鼻をこまめにかみましょう。

Q

花粉症レーザー治療について (健康保険の適応です)

A

★毎年スギ花粉でお悩みの方は、花粉が飛散する前の、少なくとも1月中旬までには実施されることが必要です。

★短時間で簡単にできます。
こんな方にお勧めです。
・花粉症、通年性問わずアレルギー性鼻炎の方で、鼻づまりでお困りの方や難治性の方。
・薬をあまり飲みたくない方、薬の眠気でお困りの方。

★実際の手順
鼻内視鏡を併用して鼻腔内の状態を確認しながら行います。
麻酔は鼻の中にガーゼ挿入による麻酔のみで十分です。(注射は一切不要です)
麻酔を含めて40分程度です。

★働き
有効率は70~80%位ですが、中には働きが不十分な方もいらっしゃいます。
個人差もありますが、平均で約1~2年間維持が可能です。

★予約
平日のみの完全予約で実施しております。
尚、鼻中隔わん曲症(鼻の骨の曲がり)の強い方はできません。

Q

溶連菌感染症について

A

溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み、熱が出ます。体や手足に発疹が出ることもあります。多くの場合、のどがイチゴの色の様に赤くなります。

★治療:
のどの迅速検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗生剤を10~14日間飲みます。
1~2日で熱が下がり、のどの痛みも消えます。でも途中で薬を飲むのをやめると再発します。
リウマチ熱や腎炎を起こすことがありますので、きちんと薬を最後まで飲むことが大切です。

★ご家庭で気をつけること:
1、家族 兄弟や家族にもうつります。同じような症状があれば、受診してのどの検査を受けてください。 タオル、食器は共用しないようにしましょう。

2、食べ物 のどの痛いときは、熱いもの、酸っぱいもの、辛いものは避けましょう。

3、入浴 熱や痛みがなければかまいません。

★保育園、学校:
2~3日後の指定された日に来院して許可を受けてから登園(登校)してください。

Q

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について

A

耳の下(耳下腺)が腫れて痛がります。
たいてい左右ともに腫れますが、片側だけの時もあります。
あごの下の顎下腺も腫れることがあります。
腫れは約1週間でひきます。
熱は3~4日で落ち着きます。
後遺症として、まれに難聴になることがあります。
成人の場合、小児より症状が重く、睾丸炎を合併することがあり、不妊症の原因となることがあります。

★治療:
熱や痛みを抑える薬を内服します。
冷湿布も良いでしょう。

★ご家庭で気をつけること:
1、食べ物は酸っぱいものや硬いものは避けましょう。噛むと唾液の分泌が耳下腺で促され痛みが強くなるからです。
痛みが強い時は、かまずに飲み込めるものが良いでしょう。
牛乳、みそ汁、スープ、プリン、ゼリー、おかゆ、うどん、グラタンなどがよいでしょう。

2、入浴は高熱や痛みが強くなければかまいません。

★保育園、学校:
腫れがひくまで、ほかの子にうつります。
約1週間は休ませましょう。

Q

子供が中耳炎にかかり鼓膜切開を勧められました。小さな子供で鼓膜切開をしても大丈夫なのでしょうか?

A

特に2歳以下の小さなお子さんは、くすりが効きにくい年齢といえます。一般に小さなお子さんは抵抗力(免疫力)が弱く風邪をはじめとする感染症に罹りやすい傾向にあるといえます。
また、最近は乳幼児期から保育園に通われる方が多く、お子さんたちの間で耐性菌(抗生物質の効きにくい菌)が蔓延していると報告されています。
そのような状況を踏まえ、

1、小さなお子さんで中耳炎を繰り返される方。

2、中耳炎により鼓膜が腫れ膿が溜まった状態になり、発熱をともなう時。

以上のような場合は、中耳炎が遷延化し重症化したり、髄膜炎や肺炎などの余病を併発することも考えられるため、鼓膜切開により排膿されることをお勧めする場合もあります。それにより早期の改善が期待できます。

切開するのを心配される気持ちもよく分かりますが、切らないで様子を見る方がもっと怖い場合があるのです。

Q

手足口病について

A

手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができる病気です。お尻や膝にできることもあります。
乳幼児の間で流行し、以前にかかったことのある子供でもまたうつる場合があります。
熱は無いか、あっても微熱程度です。
手足の水泡は痛がりませんが、口の中は痛くて食べられなくなることがあります。

★治療
治療しなくても自然に改善されることがほとんどです。
熱やのどの痛みをとる薬を飲みます。

★ご家庭で気をつけること
1、食べ物:口の中が痛い時は、しみないものを与えましょう。
味の濃いもの、酸っぱいもの、辛いものなどは避けましょう。

2、入浴:熱がなく元気であれば大丈夫です。

★保育園、学校
行ってもよいかどうかは、症状次第です。
医師の指示に従ってください。

Q

アレルギー性鼻炎は改善されるのでしょうか?

A

現在承認されている薬で「体質改善」が期待できる抗アレルギー薬はありません。

よく「体質改善」と称して抗アレルギー剤(ザジテン、ジキリオン、セルテクトなど)
を長期にわたって投与されている方がいらっしゃいます。
抗アレルギー剤を中止すると症状が戻ってしまうので、「体質改善」とは言えないのかも知れません。誤解を与える表現だと思います。

当院では、夏期等症状の落ち着かれている時期は薬の内服をお休みいただき、症状の強い時期に内服していただくように治療しております。

★現在のところ、唯一の根本的治療と言えるのが、スギ花粉症とダニアレルギーに対する
「舌下免疫療法」です。
検査により、スギ花粉症やダニアレルギーと確認後、治療を開始します。
3年間ほど毎日ご自宅で「舌下免疫療法」(エキスを1分間舌下に保持する)を続ける必要があります。

Q

突発性発疹について

A

生後4~5カ月から1歳ぐらいの赤ちゃんが、突然高い熱を出して3~4日続きます。
生まれて初めての熱のことが多く、咳や鼻水は出ません。
熱が下がると、体中に発疹が出ます。
便もゆるくなります。
はしかや三日ばしか(風疹)とは別の病気です。

Q

麻疹(はしか)について

A

★予防接種を受けていない1歳前後の赤ちゃんが多くかかります。
はじめの2~3日は熱、せき、鼻水、目脂
など、かぜと同じ症状で、この時期に「はしか」と診断するのは難しいものです。
いったん熱が下がり、再び高熱が出ると同時に、全身に発疹が現れます。
発疹が出てからも、さらに4~5日は高熱が続きます。

★治療
頭痛や関節痛、発熱がみられるときは鎮痛解熱剤、せきが強いときは鎮咳剤、気管支炎が
併発した時は抗生剤を処方します。

★御家庭で気をつけること
熱が続く時は熱さましや保冷剤を使って快適に過ごしましょう。
咳止めを処方しますが、それでも強いせきが
続きます。
食欲がなくなるので水分を十分に補い、消化の良い、口当たりの良いものを与えましょう。
発疹が薄くなり、咳も出なくなって熱がなければ、入浴してもよいでしょう。

Q

ヘルパンギーナについて

A

★エンテロウイルス属のウイルス(主にコクサッキーウイルス)によって引き起こされる乳幼児の疾患です。
突然の高熱で発症し、口の中の奥の方に水疱や潰瘍ができます。
患者のせきやくしゃみにより(飛沫感染)、あるいは患者の手についたウイルスにより汚染された飲食物やタオル、おもちゃ等を介して(経口感染)感染します。潜伏期間は2~7日です。

★治療
対症療法が中心です。発熱やのどの痛みを和らげる治療です。
口の中に水泡ができるため、痛みがあり食事や水分がとりにくくなり、脱水症状を起こすことがあります。
やわらかく、刺激の少ない飲食物を摂るよう心掛けましょう。